だれかヨブのような人があろう。 彼はあざけりを水のように飲み、
だれかヨブのような人があろう。彼はあざけりを水のように飲み、
ヨブさんのように尊大な人間が、 ほかにいるだろうか。 何しろ、『神を喜ばせることなど時間の無駄だ』 と言うほどだから、 悪者たちとよほど親しくしていたに違いない。
ヨブのような男がいるだろうか。 水に代えて嘲りで喉をうるおし
あなたのむなしい言葉は人を沈黙させるだろうか。 あなたがあざけるとき、 人はあなたを恥じさせないだろうか。
わたしは神に呼ばわって、聞かれた者であるのに、 その友の物笑いとなっている。 正しく全き人は物笑いとなる。
まして憎むべき汚れた者、 また不義を水のように飲む人においては。
しかしあなたは悪人のうくべき さばきをおのれに満たし、 さばきと公義はあなたを捕えている。
「思慮のない者たちよ、あなたがたは、いつまで 思慮のないことを好むのか。 あざける者は、いつまで、あざけり楽しみ、 愚かな者は、いつまで、知識を憎むのか。
悪い証人はさばきをあざけり、 悪しき者の口は悪をむさぼり食う。
不正のパンを食らい、暴虐の酒を飲むからである。
そのような人はこの誓いの言葉を聞いても、心に自分を祝福して『心をかたくなにして歩んでもわたしには平安がある』と言うであろう。そうすれば潤った者も、かわいた者もひとしく滅びるであろう。